こんにちはー!
フィリピンでインターン中の横山です。
現在9月、すでに街中にクリスマスソングが溢れております。
今日はインターン先の紹介をしていきますね。
私はREAPというプログラムに参加していて、多くのインターン生たちのように一つの団体に通い続ける形ではなく、日ごとに異なる団体にお世話になっています。
これにはメリットもデメリットもあるとは思いますが、その辺について感じることは後々…。笑
プログラムの主眼とするところは、「栄養教育や都市農業の実践を通して、栄養不足の改善と健康増進、持続可能なライフスタイルを目指す。それによって貧困や飢餓を根絶し、最終的には子供たちの死亡率の減少につなげる」というものです。

ACEDでの作業中。左がペン 、奥がシナ、手前はAIESECメンバーのマーリン。
では、さっそく紹介に移ります。
が、先に言っておくと、「仕事」というと何か難しいことを想像するかもしれませんが、私のインターン先は殆どボランティアのような活動となっています。
一つ目はACED(Ateneo Center Educational Development)です。
アテネオ大学が中心となって運営していて、公立小学校の生徒に給食を配給するというものです(無償ではありませんが、街中の食品の値段からするとかなり安いです)。各地でこの取り組みを行っており、私の通っているところでは毎日約800人の生徒分の給食を作っています。

SEPIにて、屋上農業作業後の写真。
二つ目はSEPI(School of Everlasting Pearl Inc.)。これは私立学校で、通っている生徒のほとんどは中流階級の中でも苦しい暮らしを強いられている家庭の子供です。
最初の二週間で都市農業(urban farming)の利点や理由などを小学校入学前の生徒から高校生にあたる年代の生徒にまで教え、現在は学校の屋上で実際に農業をしています。

トンド地区の生活の様子。橋の下に家が作られている。
最後にYF(Young Focus)です。
フィリピンには、スモーキーマウンテンと呼ばれるスラム街があります。これは、大量に運び込まれたごみが自然発火、または焼却する際の煙の様子から名づけられました。
YFは、トンド地区と呼ばれるスモーキーマウンテンで、経済的事情や健康状況などの理由で義務教育からドロップアウトしてしまった子供(または通うことができない)に、基本的な教育や栄養指導、さらには給食支援などを行っている団体です。

すでにクリスマスセールが。
私たちは先生の授業のアシスタントや、給食の配膳、自作のゲームで楽しみながら学習をする方法を考えるなどの仕事をしています。
記事の分量の関係で今回はインターン先の紹介のみになってしまいました。
次回はインターン先の業務の中で自分が感じること、うまくいかないことなどを紹介していきます。ではでは。
(フィリピン マニラ発:東北大学 文学部 3年 横山 洋介)
※この記事は2015年10月4日に執筆されました
2016年度 アイセック入会についてはこちらから ▼AIESEC Japan2016採用サイト http://recruit2016.aiesec.jp/
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横山洋介2015年夏海外インターンシップ体験記 ▼連載1『ダンケシェーン』 http://voice.aiesec.jp/archives/5530 ▼連載2『無秩序な国』 http://voice.aiesec.jp/archives/5541
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