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AIESEC×JICA 海外インターンシップ前研修 ――企画責任者 青山学院大学2年 松本茜さん

ボランティアを「してあげる」という上から目線。
これに違和感を抱いたことがある方も多いのではないでしょうか。途上国支援や開発の授業でも議論されることがある問題です。
では、実際にボランティアをするときはどのような姿勢で、どのように現地と協力していけばいいのでしょうか?

そこで、海外ボランティアのプロJICAのご協力の元、実際に夏海外インターンシップに参加する学生へ向けて、7月11日に青山学院大学でインターン前研修を開催しました。
このイベントの企画責任者を務めた、青山学院大学2年 松本茜さんをインタビューしました!

 

企画責任者を務めた松本さん

 

企画のきっかけは、自身の海外インターンシップ経験

??今回のイベントは、どのような目的で企画されたのですか?

このイベントを企画した目的は、大きく分けて2つあります。

1つ目は参加者が国際協力を行うにあたって必要なマインド設定を行うこと。
2つ目は現地で他の人々と協力しながら問題発見・解決をする方法を学ぶことです。

私自身、2015年の春休みにインドネシアへインターンシップに行きました。
その時に「ボランティアを行う側の“やってあげる”という上から目線への違和感」と「現地の職員や他国からのインターン生とどのように協力していけばいいのか」ということを感じました。
帰国後、他のインターン生も同じことを感じていたと知りました。

出国前に自分で目標を定め、計画を立てたりはしますが、現地の人とどのように関わるべきなのかということを学ぶ機会はなかなかありません。
なぜなら学生でそれを伝えられる人は多くないからです。

そこで途上国開発のプロであるJICAの方に協力をお願いして、海外インターンシップ前のイベントを企画することにしました。

いくら立派な計画や目標を立て「やってやろう!」と意気込んでも、ボランティアは現地の人や他の仲間との恊働で成り立つものです。
ひとりよがりの自己満足にならないためにも、「他者との恊働」というものにフォーカスしたイベントにすることにしました。

実際の当日の様子

 

JICAの方による講演〜どのような心構えで国際協力を行うべきか〜

??イベント当日はどのようなことを行ったのですか?

大きく分けて2つのことを行いました。

1つ目としては、JICA東京局員のお2人によるご講演です。
「JICAが国際協力をどのような思いで行っているのか」「日本の途上国援助の実態」そして「私たちがどのような心構えで国際協力を行うべきなのか」ということを話していただきました。

この講演ではODA(政府開発援助)を長年行っている海外での実務経験も豊富なJICAの職員の方であるからこそのお話が聞けたのではないかと思っています。

海外では誰でも日本の代表として見られるということ。
ボランティアを“やってあげる”のか“やらせてもらう”のかという意識の違いにより活動に大きな違いが出てくるということなどを学びました。

インターン生にとっても企画運営をしていたアイセックのメンバーにとっても、得るものが多くあったと思います。

JICA東京局員の方によるご講演

 

問題解決のワーク〜何を優勢して実行すべきか?〜

2つ目は、事例を用いて自分が働く現地の組織で起こっている問題を解決するために何を優先して実行するべきなのかということを考えるワークを行いました。

これは現地に行った時に活かせる「考え方」を身につけて欲しいという思いから企画しました。

多くのインターン生は現地で何かしらの組織に所属して活動を行うことになります。
それにあたって、問題に対する解決策を考え、他の人と共通認識をとり、何を実行に移すかというプロセス学ぶのは現地での活動で必要な考え方だと思います。

解決法を議論する参加者のみなさん

 

相手の立場に立つと見える、新たな視点

??今回の企画運営を通して、松本さん自身にはどのような学びがありましたか?

以前もイベント運営を行ったことがありましたが、外部の方と関わってイベントを行うのは今回が初めての経験でした。

運営を通して学んだことは、「その人の立場に立って考える」ということです。

これは何に対しても言えることですがイベント運営を行う上では特に大切だと思います。

参加者の立場に立つことはもちろんですが、協力して下さる方の立場に立つことで、いままでに無い視点を得ることができます。

これは、企画内容を考える段階でも、相手にメールを送る時でもどんな場面でも同じです。

そして、意識することで相手とより良い関係を築くことができます。
相手にとってなにがメリットなのかしっかり伝えることも大切だと思いました。

??ありがとうございました!

 

<プロフィール>
松本 茜[まつもと あかね]さん
青山学院大学法学部法学科2年。
アイセック青山学院大学委員会 送り出し事業担当 兼 広報ブランド戦略担当。大学1年の時にインドネシア パダンでの海外インターンシップに参加。2015年、夏の海外インターンシップ参加者に向けたJICA×AIESEC海外インターンシップ前研修の企画責任者を務める。
▼アイセックの海外インターンシップについては、こちらから▼
アイセック・ジャパン 海外インターンシップ ポータルサイト
【2016年2月? 春休みのボランティア系インターンシップ 応募締切11月1日】
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JICA イベント ボランティア 出国前 海外インターンシップ生の声
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田中 康雅

Written by 田中 康雅

2014年アイセック慶應湘南藤沢委員会入会。営業活動を行い、契約先の企業で海外インターンシップ受入れのマネージャーを担当。2015年 は広報担当として活動しています。夏休みには自分自身もフィリピンの教育番組を制作する会社で広報を行う海外インターンシップに挑戦しました。

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