10月16日――この日が何の日か、知っていますか?
毎年10月16日は、国連が設定した「世界食料デー」。 世界の食料問題を考える日として、1981年から世界共通の日として制定されました。
この日に合わせ、10月18日には「世界食料デーフェスティバル」が関東・関西同日で開催されます。 「食料問題」について考えるブース出店型フェスティバルのこのイベントは、「世界食料デー」の認知と「食」を考えるコミュニティを創ることを目的に学生が中心となって行います。
「世界食料デー × VOICE」
VOICEではこれまで何度か、食料問題に挑む社会起業家にインタビューし、それぞれが持つ「食」に対する思いを伝えてきました。
そこで、来たる10月18日に向けて世界食料デーフェスティバルとコラボ!
「世界食料デー×VOICE」第1弾として、今回は食料問題に関して過去にインタビューした3人の社会起業家を紹介します!
テーブルクロス代表取締役・城宝薫さん=立教大学4年
「海外×教育」に興味を持ち大学3年生のときに学生ながら株式会社テーブルクロスを設立。飲食店を予約した人数分の給食が途上国の子供たちの給食になるソーシャルサービス型グルメアプリ「テーブルクロス」を通して途上国の教育・食料問題に取り組んできました。今後はテーブルクロスをさらに発展させ「予約したら寄付」という文化を日本に浸透させたいと語る城宝さん。今回の世界食料デーフェスティバルでは企画運営者を務めています。
(記事:http://voice.aiesec.jp/archives/4261)
株式会社ユーグレナ創業社長 出雲充さん
バングラデシュ・グラミンバンクでの海外インターンシップ経験から栄養問題に関心を持ち始め、微細藻類ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の研究を始めた出雲さん。卒業後は「ミドリムシが地球を救う」というビジョンのもと栄養問題に取り組む東大初バイオテクノロジー企業株式会社ユーグレナを設立。世界で初めてミドリムシの屋外大量培養に成功、2014年12月には東証一部に上場と活躍を続けています。
その1(http://voice.aiesec.jp/archives/4620)
その2(http://voice.aiesec.jp/archives/4643)
株式会社大地を守る会代表取締役社長 藤田和芳さん.jpg)
『人間・命、そして産業の根幹にある「食」という一次産業から世界を変えていきたい。』有機農業に対する熱い思いから株式会社大地を守る会を立ち上げた藤田さん。それ以来、有機農業運動をはじめ、食料、環境、エネルギー、教育など多岐にわたって活動し、現在では中国NGOと提携して北京で有機農産物の宅配事業立ち上げに取り組んでいます。2007年にはソーシャルビジネスのパイオニアとして「世界を変える社会起業家100人」(ニューズウィーク誌)にも選ばれています。
(記事:http://voice.aiesec.jp/archives/2922)
「食料」は、身近な問題
食料問題というのは遠くかけ離れたところにあるものではなく、私たちの生活の一部である社会問題です。
これを機にまずは身近なところから、食料問題について考えてみてはいかがですか?
<世界食料デーフェスティバル> 10月18日(日)10:30?17:00関東・関西で同時開催。「食料問題」について考えるためのブース出店型フェスティバル。当日は「食」に関わる企業・非営利団体・学生団体など様々な団体が集まりフェスティバルを盛り上げる。 *世界食料デーフェスティバル公式HPはこちら
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