今年9月2日、独立70周年を迎えたベトナム。
中部のダナン空港への直行便も再就航し、日本との距離もますます近くなっています。
そんなベトナム中部には、とても日本と縁深い都市があります。
その、1999年に世界遺産に登録された、ランタンで有名な街「ホイアン(H?i An)」をご紹介します。
街そのものが世界遺産。ランタン輝く都市ホイアン
ベトナムの中部にある港町「ホイアン(H?i An)」。
ランタンの町並みが有名で、夜になると煌々と明かりが灯り幻想的です。

道にはランタンが飾られ、両脇には土産店が軒を連ねる
お土産の小さなランタンが可愛らしく、観光客がそろって何色がいいか、どの形にしようかと選んでいるのが印象的です。

おみやげ店には小さなものから大きなものまで様々なデザインのランタンが並ぶ

制作途中のランタンを見かけることもある
毎月旧暦14日にはランタン祭りも行われます。
その町並みは世界遺産にも登録されています。
「本当に観光地があるの?」と思うような道を走って行くと急に明るく綺麗な町並がひらけ、驚くこと間違いなしです。

街の入り口にはカラフルな橋が架かっている

川沿いでは灯籠も売っており、自ら川に流すことが出来る

川の水面は輝く街が反射し、灯籠が映える
近くには『C?a Đ?i Beach(クア・ダイ)』という大きなビーチもあり、特に夏場は旅行客で賑わいます。
近場のホテルでレンタサイクルをしてビーチと町を巡るのがオススメ。

C?a Đ?i Beach。ホイアン中心街から4km程離れており、車で10分程度。
こんなところに日本の影響が!日本と縁ある街
16世紀後半には国際貿易港として繁栄したホイアン。
毎年8月末に「ホイアン日本祭り」が開催されるこの街。
実は日本との縁も深いのです。
街の有名な観光名所に「日本人橋」と呼ばれる橋があります。

日本人橋の入り口。行きは通行料がかかる。
現在あるものは様式が日本建築とは異なりますが、橋の中に入ると家紋や狛犬といった日本で見慣れたものがあります。

日本人橋内、五三の桐など日本の家紋が描かれている提灯がある
また、ホイアンの有名な汁なし麺「カオラウ」は伊勢うどんが元になっているとも言われています(本当かはわかりません)。
そんな世界遺産の街ホイアンは、ベトナム中部のダナン空港から車で40分くらい。
ダナン空港へは成田空港から直行便も出ています。
ベトナム中部へ行く際は是非、足を伸ばしてみてはいかがですか?
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