こんにちは。カンボジアのシェムリアップで英語教育のインターンをしていました、大阪大学の鯉江です。
帰国後半年余りが経った4月、大学近くの石橋商店街内、「クルルいしばし」にて、写真展「――遠いようで近い国――私たちが見たカンボジア」を、友人とともに実施しました。
5日間にわたるこの写真展は、私がインターン中の6週間で撮った写真と、友人のスタディツアー中の写真、計90枚強を展示したもので、イメージとは異なる、実際に私たちが目にした「カンボジア」を地域や大学の方々に伝えよう、というテーマで行いました。

カンボジア写真展の様子
?「石橋商店街×阪大」という地域密着型の写真展には、さまざまな方がいらっしゃいました。
来場者の感想の一部を紹介します。
・私の知らないカンボジアを知られて本当によかったです ・(カンボジアの人々に対して)自分の生活と比べて…ということを無意識に考えていたので、この写真展で現地の声をリアルに話してもらえて考え方が変わった。 ・カンボジアに行ってみたくなりました。 ・シェムリアップ郊外のゴミ山に住む子供たちの写真がすごく印象に残りました。彼らの顔・表情を見ていると、彼らは何を思って、何を考えて生きているのかが非常に気になりました。 ・写真を見ていて、2年前にカンボジアを訪れた時のことを思い出しました。 ・高校ではこんなことを学ぶことはなかなかできません。とても勉強になりました。
東南アジアを訪れたことのある方、カンボジアに精通している方、海外経験がないという方、国際協力を夢見る学生、興味はあったけれど積極的にカンボジアを知ろうとはして来なかった方…、そんな普段お会いする機会の少ない人々と「カンボジア」を語ることで、新しい価値が生み出せました。

カンボジアのホステルでであった友達
私たち撮影者にとっては、自分たちの経験を改めて見直して、出会った人、場所への想いを新たにする機会であり、訪れた人たちにとっては、「カンボジア」、或は「異国」に対する新たな視点を得る機会となりました。

インターンシップ先のこども達、孤児院に寄付する本を選びに行く道中の様子
昨年夏に経験した、英語教師としての海外インターンシップ。
そこで出会ったカンボジアの子供たちに、友達に、仲間に、再び会いに行きたい、そう強く思った写真展でした。
(カンボジア シェムリアップ発:大阪大学法学部2年鯉江真奈)
※この記事は2014年12月31日に執筆されました
鯉江真奈さん 2014年夏海外インターンシップ体験記 ▼第一回 『この街を愛し子供たちを理解したい』 http://voice.aiesec.jp/archives/3479 ▼第二回 『こども達には可能性がある』 http://voice.aiesec.jp/archives/4316 ▼第三回 『現地の日本人活動家突撃インタビュー』 http://voice.aiesec.jp/archives/4332
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