こんにちは!
カンボジアのシェムリアップで子供たちへの英語教育をしている、鯉江です。
今回はシェムリアップでお話をさせていただいた、音楽家の浦田彩さんのインタビューについてです。

国際日本文化学園での記念撮影:浦田さんと私
浦田さんは、カンボジアにて幅広い音楽活動をされている日本人音楽家です。
今までにNHKの『アジアで花咲け!なでしこたち』(http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/y1_part02/index.html)や、インタビューサイト『なでしこVoice』(http://www.nadeshiko-voice.com/interview/aya-urada/)で取り上げられています。
私が彼女にインタビューをお願いしたのは、他でもない、彼女のカンボジアでの音楽教育活動に魅かれたからです。
70年代のポルポト政権下で音楽が弾圧されたカンボジアには、未だ整った音楽教育制度がありません。
それに対して、彼女が「音楽を通してカンボジアの人たちに豊かさを感じてほしい」と考え行った音楽教育とその普及活動について、そして音楽団体MILO Cambodia立ち上げの経験やそれへの思いを直接伺いたいと考えたのです。
緊張して待ち合わせ場所へと向かいましたが、実際にお会いすると、とてもフランクに接してくださって、私もリラックスしてお話を伺うことができました。
いままでされた活動の事、音楽というものについてのお話、価値観など、たくさんお話をいただきました。
お話を通して気づいたのは、私が「夢へ近づいた」ことです。
実際にお会いしてお話を伺うことで、浦田さんと彼女の活動への憧れ、自分の夢を求める気持ちが、強くなりました。
一方、お話するうち、異国の地に住み、活動されている浦田さんへの、親近感も感じました。
その結果、自分の夢に、現実味が増したのです。
やりたいことを成し遂げようと思えば多くの困難も生じるけれど、それでもなお、叶えるための道はあると。その道を開くことは可能だと思うようになりました。

私の現地NGOでの音楽教育活動の様子
このように、一学生として「会っていただけませんか」と直接お願いして突撃してしまったインタビューは、私にとって大変貴重なものになりました。
ロールモデルとなり得るような憧れの仕事をされている方のお話を伺うことで、自分自身のこれからを考える糧を得ることができました。
最後になりましたが、学生の願いを快く聞いてくださり、貴重な時間を割いてお話しいただいた浦田彩さんに心より感謝申し上げます。
(カンボジア シェムリアップ発:大阪大学法学部2年鯉江真奈)
※この記事は2014年8月18日に執筆されました
鯉江真奈さん 2014年夏海外インターンシップ体験記 ▼第一回 『この街を愛し子供たちを理解したい』 http://voice.aiesec.jp/archives/3479 ▼第二回 『こども達には可能性がある』 http://voice.aiesec.jp/archives/4316 ▼第四回 『大阪・石橋商店街で「カンボジア写真展」開催』 http://voice.aiesec.jp/archives/4341
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